「ゼロ×無限大」の後書き(らしきもの)

地味に、非公開ながらいくつかの作品を執筆(筆か?)しているRed catですが、公開作品としてはお初になります。

長さ的には、ショート・ショートというにはあまりに短い気もします。もっと長い文章を書くためにも、まだまだ文章力を上げねば。

ちょっと中身の解説などを。

シチュエーションとしては、おわかりの通り、ある男が親友に向かって話しかけているというものです。裏話をすると、モデルは、話しかけられているのが現状(?)の弱気な自分で、話しかけているのがもう一人の強気の自分だったりします。だとすると、数学が苦手っていうのは嘘ではないか、というツッコミも入りそうですが(汗)。まあ、架空の話ですから、その辺は気にしないように。

閑話休題。

とにかく、今の自分に一番必要なもの。それが「いろんな事に挑戦すること」じゃないかな、と思っています。

つっこまれる前に書いておきますが、「ゼロに無限大を掛けるとゼロにならなくなる」というくだりは、実は正確ではありません。ゼロになることもあります(ぉぃ)。この辺は、数学が苦手、という設定が生きたかもしれません。とにかく親友を励まそうとする、男の気持ちがうまく表現できれば、と思いました。

なお、最後の「相棒」に対する「バディ」というルビは、トーキョーN◎VAから元ネタを引っ張ってきました(ご存じの方ならすぐわかったと思います)。もちろん、英単語の"body"には、そのような意味は全くありません(汗)。しかし、登場人物に名前を設定していない(それをやると何となく安っぽい文章になりそうだったので)ため、名前で呼びかけさせる訳にはいきません。そこで、親しみを込めて「相棒(バディ)」と呼びかける、という形にしました。自分としては、これが結構しっくり来たのですが、みなさんはどうでしょうか?

感想とか、くれるとうれしいです。


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